イヤホンの耳に入れるノズル部分。イヤーピースを取り外してそこに注目してみると、その先端は目の細かいフィルターで蓋をされています。
その役割は、イヤホンから耳に向けての空気の動き=音は通過させつつ、耳の側からイヤホン内部に向けての耳垢や埃の侵入を防ぐことです。
フィルターに汚れが付着していたら、それはフィルターが役割を果たしている証と言えます。
ですがその汚れをそのままにしておくと、やがてフィルターが目詰まりを起こし、音の通過に支障をきたし、イヤホンの音質に悪影響を及ぼしかねません。
それにイヤホンは耳の中の敏感な肌に密接するものですから、衛生面からも清潔にしておきたいところ。
特に完全ワイヤレスイヤホンは、使っていないときは充電ケースに収納され密閉状態になっています。汚れの湿気が抜けにくく、雑菌が増えやすい状態になってしまう恐れもあるでしょう。
ということでイヤホンのフィルターは、時々でいいのでまずは目で見て確認。それで汚れが目立っていたらクリーニングするようにしましょう。
クリーニングのポイントは「優しく」です。前述のようにこのフィルターは、音は通して汚れは通さないために目が細かく、まさに繊細な作りになっています。
乱暴に扱うと傷がついたり破れたりして、音の通り方が変わって音質がおかしくなってしまったり、汚れに対しての防護性能が落ちてしまったりするかもしれません。
汚れを優しく取り払うのには、ヘッドが小さめで毛の柔らかなブラシを使うのがよいでしょう。イヤホンクリーニング専用のブラシもありますが、身近で手軽なアイテムでも代用できます。
例えば歯ブラシです。毛の硬さはもちろん「やわらか」を選びましょう。ドラッグストアや百円ショップで購入できますよね。
ブラッシングの際はフィルターに毛先を押し付けないこと!
毛先が触れる程度の当て方で優しく、汚れをフィルターから払うように動かしましょう。
汚れを払うことよりもフィルターを傷つけないことの方をいちばんに考えるような感覚でもよいくらいです。
高橋敦
Takahashi Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。
趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。
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