ポータブル電源

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ポータブル電源とポータブルソーラーパネルのある暮らしを綴るコラムも8回目となりました。 今回は、大容量で頼もしいポータブル電源「BN-RB10-C」の日常使いの様子を通じて、その魅力をご紹介します。

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シリーズ最大容量のポータブル電源「BN-RB10-C」なら使うシーンがさらに広がります

今回の主役はポータブル電源「BN-RB10-C」。出力1,000W(ピーク2,000W)のハイパワーが自慢のシリーズ最大容量モデルです。今回、筆者が試したのはACアダプター仕様のほぐし家電のダブル使いと、最新のテーブル調理家電。やや大きめで重さはありますが、頼もしさはピカイチです。家電アトリエでの様子をご紹介しましょう。


目次

  1. 「防災防疫製品大賞©2021」の非常用電源部門で最優秀賞を受賞!
  2. ACアダプターを2個並べてもOKだから、ほぐし家電をダブル使い
  3. パン専用のオーブンを食卓で使うのにも便利です

「防災防疫製品大賞©2021」の非常用電源部門で最優秀賞を受賞

ポータブル電源「BN-RB10-C」は1,002Whの大容量、1,000W(瞬間最大出力は2,000W)という高出力のプレミアムモデル。

一般的なコンセント差込口のAC出力端子が3口、タイプAのUSB出力端子が2口のほかタイプCの出力端子も2口、シガーソケット用の出力端子があり、スマートフォンやパソコンといったデバイスへの給電はもちろんのこと、1,000Wまでの家電製品にも使用できます。本体の重さが10.9㎏あるので、どうしてもスタンダードモデルの「BN-RB62-C」の出番が多くなりがちですが、この製品は一般社団法人 防災安全協会が主催する「防災防疫製品大賞©2021」の非常用電源部門で最優秀賞を受賞した頼もしい一台。

複数の専門機関による安全性試験や独自の安全基準による検証をクリアした安全設計と、国内メーカーならではのサポート体制に加え、AC/USB/シガーソケットポートの3way電源に対応した出力1,000Wのハイパワー設計が高い評価を受けたとのこと。非常用としてはもちろんですが、アウトドアでの使用においても大容量で安全性が高いものは心強いもの。

昨今はさまざまなメーカーから多彩なポータブル電源が登場していますが、こうした安全性が認められているものはうれしいなと思います。


ポータブル電源「BN-RB10-C」


ACアダプターを2個並べてもOKだから、ほぐし家電をダブル使い

たびたび登場する“ほぐし家電”ですが、今回は昨年の秋に発売されたばかりのフットケア用のマッサージャーと、同シリーズのハンドマッサージャーを同時に使ってお疲れ気味のわが身を癒そうと画策したのでした。

どちらも消費電力は少ないのでスタンダードモデルの「BN-RB62-C」でも使えそうだと思ったのですが、ここに大きな誤算がありました。

というのも、ハンドケアもフットケアも大型のACアダプター採用のため、ポータブル電源のAC出力のコンセント部分に差し込もうとするとぶつかってしまって両方一度には使えないのです。そこで大御所「BN- RB10-C」の登場です。コンセントの差込口がゆったり設けられているので、大きなアダプターが2個並んでも大丈夫。さすがです。

フットケアには、両足合計22枚のエアバッグが搭載されていて、足先から足裏まで上と下から包み込むようマッサージしてくれるのが特徴です。

足の親指と人差し指の間にエアーが入ってグイーッと広げて、縮こまった足指をほぐす仕組みがあるので、靴下を脱いで足先をセット。

同時にサイドテーブルに置いたハンドケアに右手を差し込んで電源をオン! どちらもヒーターが搭載されていてエアーマッサージと同時に温め機能も働くので、冷えた手足がじんわりと温まり至福のひとときを体験することができました。タップ付きの延長コードでも、アダプターがかち合って差し込めないものがあるのでやっぱりポータブル電源は便利だと思います。


ACアダプターを隣り合わせで差し込めるのは便利!

まるで兄弟みたいなハンド用とフット用のエアーマッサージャー


靴下を脱いでから足先を入れました

ハンド用とフット用をダブル使い!


こちらはハンド用。
可愛くデコれるシール付きなのです

同時に10分ほど使ったあとに確認したら1%しか消費していませんでした


パン専用のオーブンを食卓で使うのにも便利です

テーブルに置いて使う珍しいスタイルのパン専用オーブンがあるのをご存じですか? 

初代モデルが登場したのは今から3年前の2019年春のこと。

そちらは天面が木目調の「レトロブラウン」のデザインだったのですが、今年2月に新しくホワイトモデルがお目見えしました。

まるで小さなホットプレートにフタをかぶせたような形ですが、上下にヒーターが内蔵され、1枚の食パンを「密封」して丁寧に焼き上げることで、食パンがもともと持つ水分・香り・うまみをギュッと封じ込め、焼きたて食パンのような耳までふわふわな食感と風味豊かな焼き上がりを実現させています。

フタの部分には深さがあるので、厚切りの食パンやトッピングトーストもOK。一般的なオーブントースターでは難しいフレンチトーストも専用モードを搭載していて、ふんわりおいしく焼けるのも大きな特徴です。

定格消費電力が930Wなので、コードの長さが1.5mなので延長コードを使わないとテーブルで使うのがなかなか難しいのですが、大容量のポータブル電源「BN-RB10-C」があれば大丈夫。延長コードを利用しなくても使えます。

最も基本的な食パンのトーストは、常温・冷蔵用のほか、冷凍トーストメニューもあります。いずれかをメニューボタンで選んだら、続いて何枚切りの食パンかを「4・5・6・8」の中から選択。焼き色も「ふわふわ・薄め・ふつう・濃いめ・サクサク」の5段階から選べます。

今回は、アトリエの冷凍室にあった6枚切りの冷凍食パンを「焼き色普通」でトーストしてみました。

待つこと約3分、予熱不要でこんがりとおいしそうなトーストが焼けました。先ほども説明したとおり「密封」して焼くから、水分が逃げずに中がふんわりしていて冷凍食パンにありがちなパサパサ感がないのがうれしいんですよね。1回に1枚しか焼けなくても、自分が食べるタイミングで食卓で焼けるので3~4人家族でも問題なく使えるのではないでしょうか。

ということで、今回は久々にポータブル電源「BN-RB10-C」を使ってのアトリエでの出来事(&最新家電情報)をお届けしました。

やっぱり「BN-RB10-C」は頼もしいですね!


冷凍しておいた食パンも予熱なしでそのまま焼けるのがポイント

テーブルに置いて使う新しいスタイルのパン専用オーブンにホワイトモデルが登場しています


裏面までこんがりと美味しそうに焼けました。
時間も3分程度とスピーディ!

こんがりトーストが焼けた後、ポータブル電源の電池残量を確認したら、89%→84%になっていました。
家族みんなのパンを焼いても余裕です。


※画像はBN-RB10-Cを使っています。

 

※本機を不安定な場所に置かないでください。必ず、平坦で安定した場所に置いて使用してください。

※本機の通風孔は、安全上絶対にふさがないでください。また、本機の各面から5cm以上スペースを空けてください。

※心臓にペースメーカーを装着している方は使用しないでください。ペースメーカーが、本機の影響を受ける恐れがあります。

※本機は防塵・防水仕様ではありませんので、ほこりや水、海水などがかからないように注意してください。また、手がぬれた状態で本機を操作しないでください。降雨時、降雪時、降霜時の使用は、事故や故障の原因となりますので、ご注意ください。

※給電する機器の充電制御や充電状況、環境などにより給電できない、または急速充電にならない場合があります。

Profile


家電ライフスタイルプロデューサー
神原サリー
SALLY KAMIHARA
新聞社勤務、フリーランスライターを経て独立。
東京・広尾に家電アトリエを構え、家電分野を中心に執筆や商品企画、コンサルティングなどで幅広く活躍。
暮らしの中でどのように役立つかといったライフスタイルをトータルで提案している。テレビ・ラジオなどメディア出演も多数。


JVCポータブル電源が紹介されています。


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