ポータブル電源

ライフハック

キャンプや車中泊、さらに災害時など“もしもの時”のために、ポータブル電源を買っておこうかなという方も多いのではないでしょうか?そこで「BN-RB37-C」を試してみました。機動力抜群の軽量コンパクトなポータブル電源です。

ポータブル電源 ライフハック

容量も大きさも“ちょうどいい!” 機動力抜群の軽量コンパクトなポータブル電源「BN-RB37-C」

キャンプや車中泊、さらに災害時など“もしもの時”のために、ということでポータブル電源の認知度は、ますます広がっています。ポータブル電源を買っておこうかな、という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はポータブル電源の新製品「BN-RB37-C」を試してみました。筆者の好む小型のポータブル電源です。

 

「BN-RB37-C」は、リチウムイオン充電池です。「ポータブル電源」とはいえ、一般的に使われているモバイルバッテリーの大容量版だと思ってよいでしょう。ではなぜ「ポータブル電源」と呼称しているかと言えば、理由は主に3つあります。

 

ひとつは375Whの大容量であること。モバイルバッテリーやスマートフォンなどの容量を示すときに使われる「mAh」に直すと、104,400mAhとなります。モバイルバッテリーは、容量が3,000~10,000mAhのものが多いので、比べると「BN-RB37-C」の大容量さが分かると思います。

ちなみに同品の仕様ではスマートフォンを約21回充電できるとあります。モバイルバッテリーでは、1~3回くらいを充電できるかどうかです。これだけ充電できるとなれば、キャンプや災害時にも心強いですね。

 

モバイルバッテリーとの、もうひとつの違いはUSB出力だけでなくAC出力……つまり「ACコンセント」を搭載している点にあります。ACコンセントを備えていることで、一般家庭で使われている家電製品が使える可能性がある、ということです。例えば扇風機などの空調家電、電気ケトル、オーブントースターなどです。ただし、あくまでも「使えるかもしれない」という点に注意が必要です。


充電池容量は375Wh、ACコンセントも装備。

AC出力は200W(瞬間最大400W)まで対応。


その、家電製品が使えるかどうかを決めるのが、ACコンセントの有無と「AC出力」が関係してきます。出力とは、どれだけ一気に電気を供給できるかです。「BN-RB37-C」の場合はAC出力が「200W(瞬間最大400W)」です。つまり、使いたい家電製品の「消費電力」が、200W以下であれば使えるということ。例えば、ハンディ掃除機、扇風機やサーキュレーター、ブレンダー/ミキサー、ミニ冷蔵庫やミニ炊飯器、32インチくらいのテレビなどであれば使える“可能性が高い”です。逆にホットカーペットやドライヤー、ファンヒーター、ホットプレート、電気ケトル、電子レンジ、一般的に家庭で使う炊飯器などは使えないものが“多い”です。

 

ポータブル電源は一般的に、容量が大きいほど最大のAC出力も大きいです。そのため、キャンプや車中泊、または緊急時にどんな家電製品を使いたいかによって、購入すべきポータブル電源が変わると言えます。購入時に注目すべきは、ポータブル電源の仕様表の「容量」と「AC出力」ということです。また、逆に言えば使いたい家電製品の「消費電力」にも、購入時にチェックしておきましょう。

 

さて、前述のとおり「BN-RB37-C」の出力は「200W(瞬間最大400W)」なので、ものすごくパワーがある……とは言えません。それでも容量は「375Wh(104,400mAh)」もあるので、スマートフォンやタブレットはもちろん、パソコンや扇風機も長時間使えるし、USB充電式のハンディファンやBluetoothスピーカー、デジタルカメラなどを使うのには、十分すぎる仕様を備えていると言えます。

そして「BN-RB37-C」の大きな魅力が、ACコンセントを備えるポータブル電源の中でも、軽量でコンパクトだという点です。

目次

  1. 軽量コンパクトでどこにでも持っていける
  2. 使い方は超シンプル
  3. 保管しっぱなしにせず、定期的にチェックしましょう

軽量コンパクトでどこにでも持っていける

モバイルバッテリーもポータブル電源も、容量が大きいほど本体サイズが大きくなり、重くなります。どれだけ探しても、超コンパクトなのに他よりも容量が大きいモバイルバッテリーやポータブル電源は、現状では見つけられません。

そんななか「BN-RB37-C」の大きさは、幅23.1×高さ16.8×奥行13.4cmで、重さは3.6kgです。


スリーシーズン用の寝袋と並べてみると、
ふた周りくらい大きい程度です。

一緒に置いてあるのは5.1インチのスマートフォンです。


実際に持ってみるとズシッと重いのですが、3.6kgなので、女性でも子どもでも長距離でなければ持ち運べる大きさと重さだと感じました。たとえば妻や6歳の息子が持っても、それほど重いと感じなかったようです。また、“重さ”もですが“大きくない”というのも重要です。これでもし本体サイズがかさばる大きさだと、持ちにくく感じるのかもしれませんが、「BN-RB37-C」の大きさであれば彼らが持ち運ぶのにも問題ないようでした。

 

 

この大きさと重さであれば、例えばデイキャンプやピクニックなどの日帰りアクティビティ、または1泊のキャンプや車中泊などへ持っていくのに、この大きさと容量のポータブル電源はちょうど良いです。車に載せて持っていく際には、トランクに忍ばせておきやすいし、駐車場からテントサイトなどへ持っていくのも苦になりません。

 

ポータブル電源は、大きければ偉いというものではなく、必要な容量と出力があれば良いものです。「BN-RB37-C」は、容量が大きすぎないからこそ、持っていって使えるシーンが多い……そんなちょうど良さを備えたモデルなんです。


使い方は超シンプル

念のために使い方を説明しておきますね。

 

改めて本体前面の、入出力別に区分けしているサークル部分(表記)を見てみましょう。一般的なポータブル電源やモバイルバッテリーの表示は、英字なことが多いですよね。でも、「BN-RB37-C」は日本語で表示されているので、迷うことがありません。

 

いろんな言葉が書かれていますが、大きくは「入力」と「出力」の2つです。



日本語表示なので瞬間的にも迷うことがありません。

 

入力というのは、外からこの「BN-RB37-C」の中に電気を「入れる(流す)」ということです。例えば、自宅で「BN-RB37-C」自体を充電したい場合は、部屋のコンセントから「BN-RB37-C」に電気を流したいわけです。その際には、ここにある「入力」に付属ケーブル(DCケーブル)の先端を差し込みます。ソーラーパネルを持っている場合も同様です。ソーラーパネルで発電した電気を「BN-RB37-C」に「入れる(流す)」ので、この「入力」を使います。

 

もう一つ「出力」というのがありますね。「USB出力」や「AC出力」、「シガーソケット出力」です。

 

これらは、「BN-RB37-C」本体から外に電気を「出す」ということです。スマートフォンを充電したり家電製品を使いたい場合には、「BN-RB37-C」から電気を「出す」から「出力」と書かれたエリアを使います。

 

例えば、ACプラグの家電製品を使いたい場合には、ACコンセントの左にある「入/切」ボタンを押し、ボタン上部にあるLEDライトが緑色に点灯するのを確認します。その後に、使いたい家電製品のACプラグをコンセントに差し込みます。これで「BN-RB37-C」から電気が「出力」され、家電製品が使える状態になります。


まずは自宅で充電しておきます。この際は付属の充電ケーブルの先端を「入力」の場所に差します。充電が始まると青いLEDライトが点灯します。

使うときには、まずコンセントの隣にある「入/切」ボタンを押し、LEDライトが緑色に点灯するのを確認します。

あとは家電製品のACプラグを、「BN-RB37-C」のACコンセントに差し込みます。


また、家電製品を使い終わったらACプラグを外し、「入/切」ボタンを押して緑のライトが消えるのを確認しましょう。こうすることで、「BN-RB37-C」からの電気の流れが完全に止まります。

 

スマートフォンなどの充電に使う場合は、同様に「USB出力」の隣にある「入/切」ボタンを押すのを忘れないようにしましょう。

 

使い方は以上です。簡単ですよね。


USB出力を使う場合にも「入/切」ボタンを押します。


それにしても、表記が「Input」や「Output」ではなく、「入力」や「出力」と日本語で書かれていると直感的にわかって良いです。特に慌てているときには、その分かりやすさを実感できることでしょう。


保管しっぱなしにせず定期的にチェックしましょう

ポータブル電源を使っていると、時々、「ぶぅ~~~ん」と音が鳴ることがあります。これは、本体内にこもった熱を排出するためのファンが動く音です。すべての家電製品がそうなのですが、家電製品は熱が苦手です。家電製品だけでなく、自動車や人間も同様ですね。人が運動して暑くなると、団扇や扇風機やクーラーで身体を冷やしますよね。ポータブル電源も同様に、電気を激しく出力するときには熱くなります。その熱をこもらせたままだと、異常が発生する危険があります。そこでポータブル電源の場合は、内蔵ファンで熱を外に出すんです。

 

こうした特性があるため、使う時はもちろんですが、持ち運ぶときや自宅で保管する際にも、風通しの良い場所に置いておくことが推奨されます。

 

保管の話になったので、保管方法について続けましょう。

 

ポータブル電源を保管するときには、バッテリー残量を60~80%にしておきましょう。100%の満充電でもなく、0%のカラカラの状態でもなく、60~80%というのがポイントです。これは、内蔵するリチウムイオン充電池の特性上から言えることでもあるのですが、例えば、いつ起こるかわからない災害に備えるためにも、ある程度は充電してから保管するようにしましょう。

 

また、ポータブル電源も、保管しておくとわずかずつ放電されていきます。どのくらい放電されるかと言えば、6カ月で約20%が自然に放電されます。そこで、少なくても「半年に一度」はポータブル電源をチェックするようにしてください。バッテリーが減っていたら、改めて充電して、保管し直しましょう。

 

以前書いた『バッテリーを長持ちさせる使い方と保管法』でも解説しています。より詳しく知りたい方は、下記ページも読んでみてください。

https://www.jvc.com/jp/portable-power-supply/lifehack/battery-life/

 

ありがちなのが、ポータブル電源を保管したまま、使わずにしまってしまったという事態です。この場合は、例えば停電がおこって、いざポータブル電源を使いたいとなった際に、十分なバッテリーが残っていないという可能性もあります。こうした“いざ使おうと思ったら使えなかった”という事態は、モバイルバッテリーでも、よくありますよね?

 

そうならないための予防として、JVCでは、ポータブル電源の購入者に対してサポートメールを配信し、ポータブル電源を定期的に充電するように呼びかけています。

 

「BN-RB37-C」などJVCのポータブル電源を購入したら、もしくはすでに購入済みのユーザーは、まず下記の「Club JVC」サイトでユーザー登録しましょう。すると、前述した内容のサポートメールが一年に数回届き、「あぁもうそんな時季かぁ……チェックしなきゃなぁ」と、確認するタイミングが分かりやすいです。

 

 

「ClubJVC」

https://www32.jvckenwood.com/jvc/system/cons/

 

デイキャンプ、ピクニック、キャンプ、車中泊、さらに災害時にも、大容量でありつつ持ち運びやすいポータブル電源を1台持っていると便利です。さらにサポート体制も整っているのが、JVCのポータブル電源の、ほかとの大きな違いですね。


※画像はBN-RB37-Cを使っています。

※本機を不安定な場所に置かないでください。必ず、平坦で安定した場所に置いて使用してください。

※本機の通風孔は、安全上絶対にふさがないでください。また、本機の各面から5cm以上スペースを空けてください。

※心臓にペースメーカーを装着している方は使用しないでください。ペースメーカーが、本機の影響を受ける恐れがあります。

※本機は防塵・防水仕様ではありませんので、ほこりや水、海水などがかからないように注意してください。また、手がぬれた状態で本機を操作しないでください。降雨時、降雪時、降霜時の使用は、事故や故障の原因となりますので、ご注意ください。

※給電する機器の充電制御や充電状況、環境などにより給電できない、または急速充電にならない場合があります。

Profile


フリー編集ライター
河原塚 英信
HIDENOBU KAWARAZUKA
デジタル系トレンド情報誌の編集者を経て、フリーランスの編集ライターへ。
カメラやスマートフォン、ドローン、VRなど、デジタル製品全般とSNSなどのWebサービスに精通。雑誌やWebサイトで執筆中。


バックナンバー


関連製品