JD-C240 | 主な特長

高精度なカラーマネジメント機能搭載

独自の3次元画像処理(3DLUT)+アルゴリズム(XYZ処理)により高精度な色調整を実現。
色温度だけでなくモニターが再現できるすべての色を調整することで理想的な色空間と比較し、⊿E(デルター・イー)1以内に表示します。

※⊿E(デルター・イー)とは視覚的な色の違いを表現する値。値が小さいほど正確に色表示が出来ている。一般的なモニターの⊿Eは5以上(当社調べ)

遠隔地同士での画像確認作業に最適

工場での高精度なキャリブレーションにより、バラつきのない色再現を提供します。さらに当社独自プロファイル管理により、指定した色空間の共有が可能となり今後増えていくであろう遠隔画像参照環境に貢献します。

コントラストエンハンサー

独自のエッジ強調技術により不自然な輪郭補正なく、映像の視認性を向上させます。

カラーエンハンサー機能(7軸補正機能)

ユーザーが任意に色相、彩度、明度の調整ができます。さらに予めプリセットされた設定をフロントスイッチにてON/OFFさせることで画像観察の作業効率改善に貢献します。

豊富なカラーモードをプリセット

モニターのカラーモードを6つプリセット。 「sRGBモード」、「AdobeRGBモード」「DICOMGSDFモード」に加えて顕微鏡画像観察に最適な「Microscopyモード」を搭載しています。

ユニフォミティ補正機能

従来機種を大きく上回る画面の均一性を実現したユニフォミティ補正機能を搭載し、画面内においてムラの無い安定した画質を提供します。

輝度安定化システム搭載

起動時や環境温度、長年の使用による輝度の変動を自動的に補正し常に安定した表示が可能となります。

精度管理ツール

オプションのキャリブレーションキット「CAL-015」により、病理用画像表示モニターを生産出荷時の適正な状態に補正し、病理用画像表示に求められるモニター個体によるバラつきの極めて少ない色再現の長期に渡る維持・管理を可能にします。

当社プロジェクターとのカラーマッチングが可能

本機と当社製プロジェクターとのカラーマッチングを可能にする追加キットを発売する予定です。カンファレンス、遠隔病理、医療実習などにおける表示デバイス間の色再現の共有を実現します。(※当社製プロジェクターとのカラーマッチングには、当社の別途調整サービスが必要となります)