PN-AP150 | 主な特長

主な特長

用途に応じた4つのモード

PN-AP150は、アナログ信号2入力4出力を持ち、1台で入力ユニット・出力ユニットのどちらにも使用できるユニットです。用途に応じて選べる4つのモードを用意。



※2:FEC(Forward Error Correction):前方誤り訂正。FEC・ONでネットワーク上の音声パケットの欠損を検出して訂正します。ただし、冗長データを付加するので遅延時間が増します。

PN-AP150でさらに便利に

●接点出力の1系統がリレー接点出力に対応。ラック型業務用放送設備EM-D100シリーズを直接接続可能。

●接点出力のオープンコレクタ出力の仕様をDC24V/50mAに性能アップ。

●音声の遅延時間は最少0.02secを実現(パススルーモードの拡張機能)。

●RS-232C通信をPN-AP150経由で伝送できるため、システム拡張に使用できます(シリアルパススルー)。

●入力ユニットからの音声を4箇所へ同時伝送可能(ユニキャスト時)。切替通話モードで実現。

●入力した音声を出力端子から出力でき、放送元音声を入力ユニットの出力端子でモニター可能。

●接点信号の割振りは、13入力/1出力、1入力/13出力、7入力/7出力の3パターンが可能。

●光ファイバー/25GHz無線LANに加えて、TCPサポートによるADSL、Wi-Fi環境にも対応。

マトリックスモード(マルチキャスト)

LANを介して多元マトリックス放送の構築を実現

起動入力により、各入力信号の出力先を切り替えられるので、最大94入力×159出力/同時16元のマトリックス多元放送を実現できます。出力チャンネルごとに2入力のミキシング出力ができ、優先順位の高い入力チャンネルが選択されます。また、入力ユニットの1出力と出力ユニットの1入力により、拡声側の音声モニターも可能です。


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多棟放送システム例

広域に多棟の業務放送を構築できます。放送先のモニターも可能です。


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パススルーモード(マルチキャスト)

各入力をあらかじめ設定した出力チャンネルに伝送

LAN回線に入力ユニット最大2台、出力ユニット最大8台までの設置が可能。音声入力4チャンネルを出力32チャンネルのどこに出力するかが固定されているモードです。電源を立ち上げた時点で音声信号が伝送され、接点制御により放送装置の回線を切り替えて放送します。


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切替通話モード(ユニキャスト)

1対1の双方向通話、最大4箇所への放送を実現

ルーターを超えて、離れた場所と1対1での双方向通話が可能です(最大8組の同時通話を構成可能)。違う場所にいる通話相手を切り替えて通話できます。また、緊急放送などの際は、1箇所(1台)から最大4箇所への放送に切り替えることもできます(最大4セットまで構成可能)。


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本部・支部間通話システム例

広域もしくは遠隔地間で通話ができます。


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双方向モード(ユニキャスト)

あらかじめ設定した相手と1対1の会話が可能。

ルーターを超えての遠距離伝送が可能。1対1の双方向での音声通話を2組構成できます。音声入力2チャンネルを出力2チャンネルのどこに出力するかが固定されているモードです。


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※PN-AP150の使用台数によっては、システムマネージャー専用のPN-AP150が1台必要になります(マトリックスモード、切替通話モード)。
※ユニキャストは1対1の通信で、ルーター超えなどを容易に構築可能。マルチキャストは複数の相手に対して同じデータを送信。
※光インターネット接続サービス使用でのVPN契約で納入実績があります。そのほかのネットワークを使用する場合は、ご相談ください(切替通話モード、双方向モード)。

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