WD-3000シリーズ | 主な特長2

※1:子機、多機能操作器、音声入出力ユニット合計で最大96者(多層階など、通話可能な空間を複数に分けられる場合)。
   同一空間では、子機最大48台(外部からの妨害波がなく、理想的な電波環境の場合)。
   電波環境や設置状況により、接続できる子機台数は少なくなります。約30台を目安にお使いいただけます。
※2:セルステーションの設置場所、建物の材質、什器などにより、通話可能エリアは異なります。

自由度の高いグループ運用

フロア別、担当別など、最大8グループまでのグループ別運用ができ、必要な情報を必要なスタッフだけに指示・伝達できます。各子機は任意の複数グループへの所属も可能。また、ホームグループ以外の任意の複数グループに移動しての会話もできます


※WD-TR350は最大8グループに移動可能。WD-TR300/WD-WT20は最大5グループに移動可能。

子機に、グループ「1」「2」「6」「7」を複数グループ所属、または移動先として登録した場合

多彩な通話機能

子機(WD-TR350、WD-TR300)は、運用に応じたフレキシブルな通話設定ができます。WD-R350は液晶表示画面を確認しながら機能の選択・設定が可能。WD-TR300は任意の5つの機能ボタンに設定できます(個別機能は4つまで)。

※WD-TR350/WD-TR300からの放送は、ページング放送相当の音質です。

外部機器接続で音声入出力

機器の異常を知らせるアラームなどのコンピュータ音声をインターカム通話に入力したり、グループのインターカム音声を事務所のスピーカーでモニタリングできます。

外部とのコミュニケーション

外線電話(アナログ公衆回線)に接続することで、外線電話からグループ通話への参加や個別通話、外線電話への発信や取次ぎなどが可能です。

※外線取次ぎおよび発信機能はWD-WT20では使用できません。
※アナログ公衆回線(1回線)を接続できます。

スムーズなエリア切換で音途切れを低減するシームレスハンドオーバー

広い範囲を移動しながら、子機が接続先セルステーションを切り換える際の音途切れを低減します。

※この機能はWD-WT20では使用できません。
※セルステーションの空き状況や電波環境によっては音途切れが発生することがあります。

用途に合わせて選べる3つの「通話モード」

すべての通話機能が有効で、常時即時通話に対応した「通常モード」のほかに、会話に参加するときのみ子機がセルステーションに接続する「ヒアリングモード」と「シンプル通話モード」があります。この2つのモードは少ないセルステーションでより多くの子機を運用することができ、導入コストを低減できます。

◆指示や返事を行う人が限られ他の人は会話内容を“聴くだけ”「ヒアリングモード」

複数の子機が会話の受信だけを行う運用に最適です。聴くことが中心の人(ヒアリングスレーブ)は、別のグループに移動することが可能。移動先の会話内容を共有できます。工場見学などグループでまとまって移動するような場合にも、ヒアリングマスターが接続先のセルステーションを切り替えて、同じグループメンバーで会話内容を共有できます。

※ヒアリングスレーブは1システム最大で63台まで。 ※ヒアリングスレーブだけの運用はできません。

◆通常モードのグループ通話に近い同時通話を行える「シンプル通話モード」

1グループ、同時通話3~4者程度の運用に最適です。ヒアリングモードの技術を応用し、シンプル通話モード子機※1はシステム最大64台まで可能で必要に応じ子機から会話に参加できます。また、シームレスハンドオーバーにより音途切れを低減します。通話頻度が高いスタッフは、即時通話可能な通常モード子機※2を混在して運用できます。

※1:シンプル通話モードはWD-TR300/WD-TR350で使用できます。WD-WT20はシンプル通話モードは使用できませんが、通常モード子機として混在することが可能です。
※2:通常モード子機を増やすとセルステーションの増設が必要になります。

※スレーブは、つねに会話を受信できます。

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