DLA-V7 | 究極のダイナミックレンジ

明るくくっきりとした高画質を実現させる高輝度1,900lm

※写真はイメージです

265Wを誇る超高圧水銀ランプと高効率化した光学エンジンの組み合わせにより、1,900lmの高輝度を実現。さらに、画素ギャップが狭く光の利用効率が高いD-ILAデバイスとの組み合わせで、緻密で滑らか、かつパワフルな映像を実現します。今まで高精細画像の視聴に適していなかったリビングルーム等の遮光できない環境下においても、鮮明で迫力ある4K高画質映像をお楽しみいただけます。

D-ILAによる高コントラストにより臨場感あふれる映像を再現

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0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスとワイヤグリッド採用の光学エンジンにより、高いネイティブコントラスト80,000:1を実現。また、入力映像を解析し、黒レベルを自動制御する「インテリジェント・レンズ・アパーチャー」との組み合わせで、ダイナミックコントラスト800,000:1を可能にしました。高輝度化によるダイナミックレンジとの相乗効果でリアリティあふれる高画質映像を体感できます。

広色域による鮮やかな映像を再現


新シネマフィルターの採用によりBT.709規格はもちろんのこと、DCI-P3の広色域に対応します。UHDブルーレイに代表されるHDRコンテンツでは、従来よりも大幅に広い色域が採用されています。そうしたコンテンツも、広色域な本機なら、これまで再現の難しかった空や海のグラデーション、真紅の薔薇や新緑の並木の対比などまで、色彩豊かに描き分けることが可能です。

映像の表現力を飛躍的に向上するHDR(High Dynamic Range)に対応

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HDRコンテンツは、輝度レンジの拡張や、BT.2020といった広色域、10bit階調等、これまでよりも豊富な情報を持っています。その為、正確な再現には従来以上にプロジェクター側の高い基礎能力が求められます。D-ILAプロジェクターでは、その「高輝度・高コントラスト・広色域」により、HDRコンテンツを最適に再現し、これまでに体験したことのない高画質HDR映像をお楽しみいただけます。また、UHDブルーレイに採用されているHDR10方式に加え、放送などで採用されるHLG(ハイブリッドログガンマ)方式も自動で認識し、最適な画質モードで視聴が可能です。

進化を遂げた「Frama Adapt HDR」機能

あらゆるHDR10コンテンツをよりダイナミックにかつ高画質で再現するために搭載の「Frame Adapt HDR」機能がさらなる進化を遂げました。
HDRコンテンツは作品によってグレーディング(色調調整)が異なり、さまざまな明るさで調整されているため、正しい画質設定を行わないと最適な映像で見ることができません。「Frame Adapt HDR」は、HDR10コンテンツのシーンごと、あるいはフレームごとに異なるピーク輝度を独自のアルゴリズムで瞬時に解析し、プロジェクターの映像投写に最適なダイナミックレンジにリアルタイムで調整。しかも、映像データの彩度、色相、明るさも同時に補正することで、色相の変化や色抜けを抑えることが可能です。またガンマ処理精度を18-bitまで高めることで、階調表現力も向上。HDRコンテンツにおいて明部の階調段差や暗部の黒つぶれを抑え、高精度でなめらかなグラデーションを再現します。
そして今回、「Frame Adapt HDR」モード時にお使いいただける「Theater Optimizer」機能を追加。お客様ごとに異なる使用環境を解析し、最適化されたHDR映像をお楽しみいただくことが可能となりました。

※ 2020年11月に予定するファームウエアアップデートにより使用可能となります。
 また「Theater Optimizer」機能は「Frame Adapt HDR」画質モードのみでご使用いただけます。

使用環境に最適化されたHDR映像表現を実現する「Theater Optimizer」機能

プロジェクターのスクリーン上の明るさは、スクリーンサイズやゲイン、投写距離はもとより、使用頻度や各種設定により異なります。新機能の「Theater Optimizer(シアターオプティマイザー)」は、プロジェクターが「Frame Adapt HDR」画質モードに設定されている時にスクリーンサイズおよびゲインの情報を入力するだけで、プロジェクターが使われている環境を自動的に解析して適切な明るさで視聴できるようトーンマッピングを調整する機能です。これにより、コンテンツの輝度の解析に加えて、個別の使用環境に最適化されたHDR映像を楽しむことができます。

JVCロシア 「インスタレーション・アワード」受賞シアター

※ 2020年11月に予定するファームウエアアップデートにより使用可能となります。
   また「Theater Optimizer」機能は「Frame Adapt HDR」画質モードのみでご使用いただけます。

オートトーンマッピングによる自動調整 ※1

「オートマッピング」機能イメージ

HDR10コンテンツの明るさ情報を示すマスタリング情報(Max CLL/FALL※2)に基づき、自動的に画質調整を行う「オートトーンマッピング」機能を新たに搭載。コンテンツごとに明るさの異なるHDR映像が最適に視聴できるよう、画質を自動的に調整します。

※1:マスタリング情報が含まれないコンテンツの場合には、固定値もしくはマニュアルでの調整となります。
※2:Max CLL(Maximum Content Light Level コンテンツの明るさの最大値)

Max FALL(Maximum Frame Average Light Level フレーム毎の平均最大輝度)

プロジェクター向けのHDR映像最適化トーンマッピング設定をパナソニック株式会社と協力して開発

パナソニック株式会社と協力してプロジェクター向けのHDR映像を最適化する設定を開発しました。
同社製のUltra HD ブルーレイディスクプレーヤーDP-UB9000は、自動HDRトーンマップ用のディスプレイタイプとして、「プロジェクター専用設定」を持っており、プロジェクターに合わせた輝度や色合いに映像を最適化します。DP-UB9000側でプロジェクターの専用設定(高輝度のプロジェクターまたはベーシックな輝度のプロジェクター)を選択し、JVCの"オートトーンマッピング"機能と組み合わせることで、HDR映像作品がもつ豊かな明部の色調や暗部の階調表現をより忠実にお楽しみいただけます。※3
・高輝度プロジェクターを選択すると、ピーク感を維持しながら色調や階調表現にすぐれた映像が再現できます。
・ベーシックな輝度のプロジェクターを選択すると、より色再現性を重視した映像が再現できます。

※3:映像作品によっては効果が得られない場合があります。

連携対応 Ultra HD ブルーレイディスクプレーヤー

DP-UB9000

※詳しくはパナソニック社製品情報をご確認下さい。
https://panasonic.jp/bdplayer/products/ub9000/hdr.html#mapping

18Gbps 4K伝送、HDCP対応

4K/60p 4:4:4や、4K/60p 4:2:2/36bit、4K/24p 4:4:4/36bitなど、18Gbpsの伝送帯域の入力に対応。色鮮やかな色調表現とより豊かな階調表現を実現します。また、動画配信サービスやUHDブルーレイ等の著作権保護コンテンツの再生を可能にするHDCPに対応することで、4Kの著作権保護対応機器の接続が可能です。